あなたの代わりはどこにもいない
どうしても自分を好きになれなくて人をうらやんでばかりいたころ
私は「自分をまるっと取り替えたい!」と思っていました
考えてみれば、本人が好きになれないような人間を
他の人が好いてくれるはずもありません。
やりきれなくなった私は、鏡に映った自分の顔を
睨みつけて「お前なんか、いてもいなくてもいいんだ」と
吐き捨てるようにいいました。
すると突然「取り替えようにも代わりがいない、ゆういつの存在」
という思いが胸に突き上げてきました
散々自分をなじって粗末に扱ったことが
急に申し訳なくなって私ははらはらと涙をこぼしました。
自分の存在価値を一番わかってなかったのは私自身だったのです
ゆういつの存在ということは、どんなに探しても世界に一人
この世にたった一人しかいないということです。
それが、あなたなのです。
著者不明