縁起の法則
- makaronihourensoud
- 2018年5月15日
- 読了時間: 2分


「人は自分の人生を自分の思いでつくれると
思っているがゆえに悩み苦しむ。人生は自分の思いで
できあがっているのではなく、自分の思い以外の
神仏や周りの人々のおかげで成り立っている」
お釈迦さまはそう言った
菩提樹の下で瞑想に入ったお釈迦さまが、12月8日の朝、
日の出の光を浴びて「わかった、私は悟った」と修行していた
5人の仲間に語ったのが「縁起の法則です」
それまでお釈迦さまのことを軽蔑していた5人は
それを聞くやいなや「私たちは、あなたを師匠として
これから一生ついていく」と決めました
自分の人生を創っているのは、自分の「思い」ではない。
自分の人生を創っているのは自分ではない。
自分以外の神仏、友人、知人、家族というものが
人生を成り立たせてくださっています。
たとえば、コップに入っている水を飲むとき、
ぞれは自分の「思い」がそうさせているような気がします
しかし、コップをつくったのは明らかに自分自身ではない
ガラスをつくり、コップを製造したひとがいなければ
私たちが水を飲むことが出来ません
さらに言えば、そもそも「水」というものが存在しなければ
私たちはそれを飲むことが出来ません。
水は自然のものであり、自分の意志でつくる事は
できないからです。
だとしたら、私たちは人生を成り立たせてくださっている
神さま、仏さま、友人、知人、家族に対して
ひたすら感謝するしかありません
自分の人生に参加する方法は、そうやって感謝すること
以外にないのではないでしょうか。
著者不明